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サラエボの花

先週の雨の日、例の近くにできた川崎のアートセンター内の、

アルテリオ・シネマにて映画を鑑賞しました。

Img_3112 ”サラエボの花”・・・・ちょっと前の映画です。

見たいと思っていた映画でした。

サラエボ・・・何か気になる言葉です。

国の名ということは良く知っています。

だけど具体的にそれが何処にあるのか、どんな国なのか、

考えてみると良くわからない私です。

早速地図を広げてみました。アドリア海に面して、周りを

クロアチア、セルビア、そしてモンテネグロの国々にとりかこまれている、

ボスニア・ヘルツェゴヴィナという国の首都でした。

そして、過去、冬季五輪が行われたところ。

紛争が起きたところ・・・・・このぐらいしか知識はありません。

そうそう、もうひとつありました。

日本代表サッカーチームの監督に就任したものの、病気で、やむなく引退された

オシム監督の生まれ故郷でした。

もう少し調べてみました。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、

この国は民族の違う3民族が混じりあっています。

ムスリス人、セルビア人、そしてクロアチア人です。

そのうちにセルビア人の勢力が強まり、民族紛争が勃発したのです。

紛争の原因は大変難しくわからないのですが、

単一民族である私たちには、到底考えられない苦悩が、まして、

これに、宗教が加わるとなるとますます複雑に事はからみあって・・・・。

今のサラエボは平和を取り戻し、

民族間もうまく収まって生活をしているようです。

さてこの映画、内戦中、民族の浄化という名の下に、多くの女性が傷つき、

その犠牲となった女性が、過去を抱えて生きている現在を描いている作品です。

内戦終結して12年がたち、国内は平和を取り戻し始めているという今、

おぞましいトラウマに悩まされる母と、知らされない秘密を持って生きている娘サラが、

修学旅行の費用をめぐりそれぞれの真実に向き合う日を迎えた後、

二人は明日へと向かって生きていこうとする・・・・・。

大雑把に言うとこんなStroyでしたが、

暴力シーンも戦争の生々しさも描くことなく、平和を取り戻そうと、

懸命に生きる日々の日常を描いている映画でした。

いろいろな思いがこめられた、悲しい映画なのに

見終わった後の、温かな、優しい感情を起こさせてくれる、この気持ちは

なんなんだろう・・・と余韻の残る映画でした。

それでも戦争という悲劇は絶対繰り返してはならないという思いは

強く残りました。

いい映画でした。

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コメント

にりんそうさん、ほんとにご無沙汰してしまいました、takuです。

少しさかのぼって拝読していたら、具合が悪かったのですね。もう大丈夫なのでしょうか? 心配しました。

少し元気だとがんばりすぎてしまうところが、私との共通点のような気がします。
でも、ガーデニングを以前は1日中やっても平気だったなんて、私とはポテンシャルが違う気が...私は昔も今も3時間が限度ですよ。

ところで、この映画、よさそうですね。
地元の友人たちが明日岩波ホールで「花はどこへいった」(坂田雅子製作・監督・撮影・編集 http://www.iwanami-hall.com/ )を観に行く(私は他の用事があって行けません)のですが、女性監督であることといい、戦争が題材であることといい、なんとなくにりんそうさんのアンテナにひっかかるかな?と思い、紹介してみました。こちらはドキュメンタリーですけれどね。

お大事になさってください。

投稿: taku | 2008年7月 3日 (木) 00時32分

taku様おはようございます。
"花はどこにいった”この映画気になっているのですが、岩波ホールはちょっと遠いかな?
過去何回か行っていますが、一回は入場制限で入れなかったことありました。
素敵な映画ばかり上映しているホールです。
私の紹介しました川崎アートセンターのアルテリオ・シネマ、(新百合ヶ丘の駅の近く)
ちょっと前の映画、ヨーロッパ映画を上映しています。
私にとってはこういうシネマ館が近くにできたことは喜ばしい限り。
大いに利用しています。
今日はベートーヴェンのクラシックムーヴィーを見てまいります。
花は何処へ行った、多分少し待ったらここに来るかと思いますので待ちます。
体のこともご心配ありがとうございました。
日一日回復しています。でももう無理はできません。
年齢を考えた生活をしようと反省しました。

投稿: にりんそう | 2008年7月 3日 (木) 07時43分

このあたりの国は歴史上本当に複雑ですね。娘ちゃんもいつかクロアチアの同僚を訪ねて見たいと思ってます。とっても海がきれいな国だそうよ!

投稿: むすめちゃん | 2008年7月 3日 (木) 16時18分

娘ちゃん
確かクロアチアにお友達がいるって言っていたね。
きれいな国だそうです。世界遺産にも登録されたのよね。いつか訪れたいところよ。

ボスニア・ヘルツエゴヴィナはボスニア内戦で、大変な経験をした国です。
この映画のロケ地、クルヴイッツアというサラエボの街、オシム監督が生まれ育った街で、彼はこの紛争の一部始終を経験したのだそうですよ。

投稿: にりんそう | 2008年7月 4日 (金) 21時50分

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