« 蘖 | トップページ | 春嵐の後に。 »

阿蘭陀石竹(オランダせきちく)

爆弾低気圧が接近しつつある土曜日です。
気象庁は出かけることを控えるように・・・と昨日から呼びかけています。

昨日いつものようにスーパーに買い物に出かけたら
ものすごい人出、レジは長蛇の列。
人々は何か殺気立っていて、
これから何かものすごい災害でも来るのかと思わせる風なスーパーでした。

さて今日も古めかしいタイトルを書きました。
阿蘭陀石竹・・・・花、カーネンションの和名です。

昨日、玄関に挿した花の中の一つ、カーネンションが
あまりにきれいだったので、取り上げてみました。

007


006


今では一年中お花屋さんには並べられている、カーネンション。
十字架にかけられるキリストを見送りながら、涙を流す聖母マリア、
その涙の後に、咲いたのがカーネンションといわれています。

日本には江戸時代オランダ船に乗ってきたところから、
阿蘭陀石竹と名付けられ、西洋石竹とも言われていています。

石竹は、唐撫子とも呼ばれるように、
古くに中国から渡来した撫子の仲間です。

平安時代の人々はことのほかその美しさを愛でたようです。

泉式部はこのような歌を詠んでいます。
~見るに猶(なほ) この世の物と おぼえぬは からなでしこの 花にぞ有りける~

また麝香(じゃこう)撫子ともいわれ、
カーネンションの香りもこの麝香にたとえられたとか。

画像のように今ではほとんどが八重咲きですが
原種は一重咲きだそうです。
一重のカーネンション見てみたいですね。

国内の切り花では菊に次いで第二位の出荷量を誇っているそうですよ。

もうすぐ母の日も近付きます。
母の日といえばカーネンションの思い出があります。

娘が10歳くらいだった時のある母の日に、
小さな体に、大きなカーネンションの鉢植えをしっかりと抱えて
下の駅近くで買ってきたのでしょう、息せききって
”ママ、いつもありがとう!”って手渡されたこと、
思わず抱きしめてあげたこと、忘れません。

その娘も今は40歳近い。
はたして覚えているかしら?






|

« 蘖 | トップページ | 春嵐の後に。 »

」カテゴリの記事

コメント

もちろん覚えてるよ〜、あんな大きなお花の鉢植えを買ったのはあれが最初で最後かも…‥。世の中のお母さんたちは自分の子どもからもらう母の日のお花は特別にうれしいんだろうね。わたしも人から感謝されるような人になれるように日々努めて行きたいと思います。ところで、まだ40歳にしないでちょうだいね、38にもなってませんわよ!

投稿: むすめちゃん | 2013年4月 8日 (月) 22時47分

娘ちゃん!
それは失礼いたしました~。
そうね、今年のお誕生日で、
38歳になるのでしたね。
ごめんなさい!

覚えていたのね。
なにか、母の日を忘れていたって
下のお花屋さんまで、急遽、飛んで行って
買ってきてくれたのよね。
今でいうサプライズしてくれたのよね。
ママは、いつも母の日が来ると
このことを思い出して、
何か胸がキュンとなるのよ。
あの頃はあなたは、ピュアーだったな、
可愛かったな・・・・なんてね。(笑)

投稿: にりんそう | 2013年4月 9日 (火) 10時29分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/507589/57115391

この記事へのトラックバック一覧です: 阿蘭陀石竹(オランダせきちく):

« 蘖 | トップページ | 春嵐の後に。 »