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十二単(じゅうにひとえ)という花に

今年も連休が近づいてまいりました。
好天のきょう、薫風吹きぬける気持ちの良い日を迎えています。

“長き髪風に靡かせ夏めきぬ”

私、髪の毛、長くありませんが、
そのように街並みを闊歩する女性をよく見かけるので一句つくってみました。

さて、庭では、このところの好天に、
花々が輝きを増しています。

花の中に今、アシュガ、別名十二単という花が満開に咲き誇っています。

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十二単、素敵なネーミングの花です。
十二単と言えば、公家の正装、
幾重にも重なった衣色が美しい大変優美な衣装で、
紫式部の源氏物語という小説を思い浮かべます。

想像から、どんなにか豪華絢爛の花かと思いきや、
画像で見るように花の色はブルー一色、それも鮮やかなブルーではなく淡いうす紫色。
そして草丈が15~20くらいの意外と地味目の花です。

いくつもの小さな花が重なって咲き
十二単の趣もわからないではありませんが
豪華な花ではないことは確かですが、それでも群生すると
そこだけが灯りにともされたように感じます。

さて、今月の初め、十二単を纏った、豪華絢爛なお芝居
源氏物語を観に行ってきました。

おりしも丁度満開の桜のころで、
舞台も桜の花びらがはらはらと舞うところから始まり
最初から舞台美術の美しさ、
主演の方々の美しさにため息がでるほどでした。

ひかるの君は勿論、歌舞伎界の貴公子、市川海老蔵が演じ
その妖艶さには圧倒されました。

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今回の源氏物語のお芝居の見どころは
歌舞伎、能、そしてオペラという、和洋の古典芸能の調和と音色でした。
お能による幽玄の世界、
日本の四季折々の舞台美術の美しさ
役者の心情を本来ならば、義太夫の語るところをオペラ歌手が歌う、
全然違和感なく、欲張りなお芝居鑑賞に、
退場してもなお体の隅々に溶け込んだ、甘美で美しい幽玄の世界が
離れませんでした。

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