絵画鑑賞

大西洋を渡ったヨーロッパの名画、デトロイト美術館展

今朝はアメリカ大統領の就任式の様子を
テレビでかじりついてみていました。

アメリカファーストを強く唱えているトランプ氏ですが、
自国のファーストはどの国も同じことだと思います。

選挙期間中から、色々物議を醸しだしているトランプ氏ですが、
今までの大統領との異質さに
アメリカはこれからどのようになっていくのか不安です。

昨日から雪、雪と、結構騒いでいた予報でしたが、
朝起きたらぎらぎらとした太陽が・・・。
雪でなくてほっとしました。

さて、昨年秋から、美術館の作品展をよく見に行っている私ですが、
今上野で開かれている、デトロイト美術館展、
今日が最後の日、
先週の木曜日に、ぎりぎりで見に行ってきました。

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デトロイトといえば何か懐かしい。
娘の留学地であるオルバニーへ行く際の
国内線乗り換え地であったので
待時間の間、夫と二人で、街を歩いたり、
カフェに入ったりした思い出があります。

そのなつかしいデトロイトからやってきた美術館展
50点ちょっとの少ない作品数でしたが、
並ぶ画家たちの名前を見ただけで心がときめきました。
フランス近代絵画からは
モネ、ルノワール、セザンヌ、ドガ、ゴッホ、ゴーギャンと
印象派の巨匠たちが勢ぞろい。
さらに20世紀初めの
マティス、ピカソ、モジリアーニなどがならび、
またかつての館長が、ドイツ人だったこともあり
同時代のドイツ絵画、カンディンスキー、や、キルヒナーまでも。
昨年ドイツへ滞在した時に
訪れたレーン・バッハ美術館でいずれも見たカンディンスキーなど
再びここ東京でみられ、懐かしさもよみがえってきました。

とりわけピカソの作品が6点出品されており
初めて館外を出たという、”読書する女性”は
味わい深い作品でした。

展示されている名画が写真撮影できるという
欧米の美術館では当たり前の光景が、
この作品展でも実現されると聞いていたのでしたが
会期中の月、火に限ってのみであったため、写せませんでした。

いずれもこの作品展は、画家たちの創作意欲の満ちた時の
いわば”旬”の作品ばかりで、
豊潤な美の世界を、じっくりと見ることができました。

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ビルの谷間の美術館へ

今朝は、静かに雨が降っています。
これから梅雨の日は毎日こうだと思うと、ちょっといやですが、
今日の雨は、久しぶりに体中が潤っていくようで、何かほっとする感じです。

雨をたっぷりと含んで
カシワバアジサイが,重そうに頭を下げています。

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先日、東郷青児記念館損保ジャパン日本興亜美術館
かくも長い名称の美術館
あるいは、ゴッホのひまわりの画のある美術館と
言った方がおなじみかもしれません・・・へ行ってきました。

パリ、モンマルトルを描く画家とも言われるユトリロ、
その母であるヴァラドンとの、母と子の物語と付けられた作品展です。

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ユトリロは、生涯を通して母の愛を求め続けた画家で
母ヴァラドンはその美貌から多くの人から求愛され
父親のわからない子供ユトリロを18歳で出産しました。
育児放棄、今で言うネグレクトの母であったため
祖母によって育てられたユトリロ、
寂しさを紛らすために、アルコール依存症になったりで
その治療として絵を描いたのが、画家ユトリロの第一歩でした。

一方母ヴァラドンは、ドガとの師弟関係の中
ルノアールやロートレックなどの、モデルをしながら
恋愛関係にもあったりしていたが、絵の才能もかなりあり、
多くの作品を残している。

ユトリロの作品展は何回となく見てきたが
今回、母のヴァラドンの作品をこんなにたくさん
身近で見られたことに感動してしまいました。
必ずしも、ヴァラドンの子を顧みない奔放な生活は、
善しとはいえませんが、これが芸術家なのかと・・・・。
そして、今回見た作品の素晴らしさにすごいインパクトを感じ
彼女の絵の虜となっていました。

ユトリロは、画家として成功してからも、
常に孤独でアルコールを手放すことできませんでした。
晩年には年上の未亡人と結婚をしましたが、
その結婚生活も彼を癒すことはできず、
母ヴァラドンがなくなると、
庭に礼拝堂を作って何時間もそこで過ごしていたそうです。

一生涯母を追い求めていたユトリロ
数奇な運命に翻弄された、母と子の物語を辿った作品展
又ユトリロと母ヴァラドンの絵の対比も興味津々でした。

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横浜美術館へ

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先日紹介しました我が家のトップ咲きのクリスマスローズ、
もうこんなに開いています。

今日は、春が一足飛びに来てしまったような
穏やかで、暖かな日和です。

部屋の中は明るい春の陽射しに包まれて
春はすぐそこに。

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菜の花、カーラー、ゆり科のリューココリーネ、
そして雪柳を添えて挿してみました。

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さて先日、横浜みなとみらい地区にある横浜美術館で開催されている
ホイッスラー展を見てきました。

今まで彼の作品はあまり見る機会のなかった私です。
この作品展で、知らなかったホイッスラーの絵画の数々、
そしてその素晴らしさ、作品のあまりの素晴らしさに、
すっかりホイッスラーの絵の虜になった私でした。
色使い、絵筆使い、洗練された画の雰囲気、どれを取っても
いつまで見ていても飽きず、魅了されっぱなしでした。
エッチング(銅版画)などの小さな画の素晴らしさにも魅入ってしまいました。

開催された横浜美術館の様子を又DBにまとめてみました。
素敵な絵の数々をご紹介できないのが残念です。

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チューリッヒ美術館展

今年もあとわずかとなり、寒い寒い日が続いております。
皆様にはお風邪などひかれていませんか?

さて15日閉幕となった、チューリッヒ美術館展、
ぎりぎりに駆け込み観てまいりました。

スイスが誇る美の殿堂、チューリッヒ美術館から
世界屈指の近代美術のコレクション。
印象派画家、モネの睡蓮の大作をはじめ、セザンヌ、ゴーギャン、ルソーなど
また、ムンク、マティス、ピカソ、シャガールなどの20世紀美術の巨匠の代表名画
すべてが代表作というのは圧巻でした。

中には何度も見た名画はありましたが、名画は何度見ても素晴らしい。
観るたびにまた違う印象を醸し出してくれる。
時間的なこともあって、展覧会へ行くことをあきらめようと思っていた。
なんてこと!
本当に、行ってよかった。

名画を鑑賞後はゆっくりとコーヒーを味わいながら、
印象的だった画などを思い興したり・・・・と
美術館を愉しむこともまたこの上ない至福のひと時です。

いままで、数多い美術館を訪れている私ですが
絵を観るのは勿論第一の目的ではありますが
その美術館のショップ、カフェそして美術館の建築美、立地の環境など
それらも絵の鑑賞後の愉しみでもあります。

これらを思い出に残そうと、アルバムを作ってみました。
もちろん、もようされた絵画などの画像は出せませんが。

先ず新国立美術館がこと初めとして、見ていただけたら嬉しいです。

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華麗なるジャポニスム展

西に東に被害をもたらしている豪雨、
ニッポン列島どうなってしまうのか・・・・
幸いにもこちらは今のところ何の被害もないのですが
いつどんなことが起きえるのか心しておかなければと
いつも夫と話しています。

今日は朝から爽やかな天気です。
明日からのアラスカ行きに、家の中の掃除をいつもより念入りにしました。
普段いかに手抜きをしていたか、思い知らされました。

眼の具合も良くなりぷらぷらと、
留守の間に終えてしまう、
ボストン美術j館、華麗なるジャポニスム展を見てきました。

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緑豊かな砧公園の一角に佇み
気持ちの良い環境の下、素敵なアートの出会いを提供している美術館。

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19世紀~20世紀初頭、西洋では浮世絵をはじめとする日本美術が大流行する
その大胆な構図と色づかい、独特の装飾模様は
西洋の美意識に根本的な改革をもたらし
ジャポニスムという現象が生まれました。
今回の展覧会は、ボストン美術館の所蔵品から絵画、版画や工芸品の数々。
そして、西洋の芸術家たちが日本の浮世絵や工芸と出会い、
改たな美を創造していったかを
様々な角度から知ることのできた展示会でした。

日本趣味(ジャポネズリー)の代表的作品”ラ・ジャポネーズ”
印象派画家であるモネの傑作作品、着物をまとう奥さま(モネ・カミユ),
その鮮やかさに、そして日本を表現する豊かさに圧倒されました。
モネの全然雰囲気の異なる大作、”睡蓮”が頭に浮かんだ一瞬でした。

                     修復され世界初の公開だそうです。

                                     モネの大作”ラ・ジャポネーズ”

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プーシキン美術館展へ

横浜美術館で開催されているプーシキン美術館展を観にに行った。
内容の豊かなたくさんの絵画揃い。
大好きな絵ばかりを前にして、胸の高鳴りが収まることのなかった展覧会でした。

話題のルノワールの”ジャンヌ・サマリーの肖像”。

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ルノアールを始め、ゴッホ、ゴーギャン、マティス、モネ、
勿論ピカソや、セザンヌ、シャガール、ロートレックなどなど・・・・・。
紹介しきれません。

印象深いものばかりのたくさんの素敵な絵、
その中で私的に好きだったのは、ピカソのマジョルカ島の女、
モネの陽だまりのライラックはたまらなく好きな絵でした。

絶好のロケーションの中に建っている横浜美術館です。

駅を降りると(今回はJRを使ってみた)まず目に付くのが
聳え立つランドマークタワー。いつ見ても好きです。

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タワーの中を通り過ぎ、クイーンズ・スクエアーへと通じる広場のモニュメント。

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みあげていると、まるでジェットコースターにでも乗っているかのような錯覚に

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広場より美術館に通じるプロムナード

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まるでヨーロッパのような雰囲気です。

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横浜美術館です。

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ひろいですね。というより空間にゆとりがありますね。
今まで、日本のたくさんの美術館を訪れているけれど
このような目の前が開けるような感じを受けた美術館は初めてでした。
ヨーロッパの宮殿や美術館のようです。

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中へ入ります。

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たっぷりと時間をかけて、思う存楽しみました。
まだまだ、好きな絵の前で佇んでいたい。
そんな思いのする絵画展でした。

コーヒーを片手に観てきた絵を思い起こしながら
ふと空を見上げると、強い日差しの中に
空はすみわたり、髪をなでていく風に秋をしみじみと感じました。

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かえり、道すがら観た観覧車の巨体

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メモリアルパークには日本丸。

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これらを見ながらの帰宅でした。

家に帰って、やっと気付いたことが

素敵な絵画に、あまりに夢中になりすぎて、
悲しいかなもう一つの展示物を見ることをすっかり忘れていた私です。

それはすぐそばで行われている、特別展
シベリアの永久凍土から発掘された、少女マンモスYUKA展

あぁぁ~~~~、なんてこと。
残念!!でたまりません。

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上野芸術の森へ

2月に行ったベトナム旅行でご一緒したご夫妻様から
きり絵の作品展があるとの連絡をいただいた。

春の陽気につられて早速に出かけてみました。

会場は,上野にある東京都美術館。
おりしも今丁度、エル・グレコ展も開催されている。

まず最初に、きりえ展からはいってみました。

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ご夫婦でそれぞれ出品されていて
奥さまは、”昼さがり”、
そしてご主人様は、”旅の思い出(トドワラ)”とありました。

穏やかなお二人の性格そのものが表現されていた作品と
お見受けしました。

始めてみた切り絵、完成させるまで、
なかなか大変な技量がいるのだろうな・・・・
私には到底このような根気のある仕事は無理・・・・・・と思いながら
そのほかの素敵な作品の数々を興味深く拝見した。

そして、エル・グレコ展

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エル・グレコ
ギリシャのクレタ島で生まれ、
イタリアルネッサンス美術を経て
スペインのトレドに移り住む。
大聖堂の祭壇画を多く手掛けた画家。

以前スペインに行ったとき
マドリードのプラド美術館で数多くの彼の作品を見ていたが
その時から宗教画にはあまり興味がなかったので、絵への印象は薄いです。

今回、トレドの修道院に飾られいる大作や、人物の肖像画などを
目のあたりにして、人物の表現力の素晴らしさや
色使いの素晴らしさに感嘆し、
と同時に、トレドの素晴らしかった街を、懐かしく思い浮かべていました。

観終わって外のまぶしいほど明るさに、めまいを感じたほどでした。

都美術館の入り口コートにある、金属製のオブジェ
なかなか素敵です。

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アップして写したら

あらあらっ?、誰かが・・・・・・。

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晴れ渡った春の、アカデミックな一日でした。

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今日もまた美術館を訪ねて

横須賀美術館。
先月、正岡子規展が見たくて横須賀まで足を延ばしてきました。

大型船が頻繁に行き交う海を目の前に

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建っていた、横須賀美術館。

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辺りは何もありません。
ただ海だけ、そして潮風を受けて建っている。


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想像を絶する病苦の中で、俳句、短歌などの創作をし続け、
短い生涯を終えた子規、以前から好きで、
NHKで放映された、”坂の上の雲”を見てから、ますます好きになりました。

今回の展示、”正岡子規と美術”
俳句や短歌だけでなく子規が描いた絵に興味があり、
描いた絵を、是非見てみたいという思いで訪ねた横須賀美術館でした。

"僕に絵が描けるのなら、俳句なんかやめてしまふ”といっていたという子規、
そんな言葉は当てはまらない、素敵な画を描いていました。

子規の周りには、浅井忠、中村不折らの洋画家がおり、
かなりの影響もあったかと思う。
彼らとは、画風こそ全然違うが、
子規の描いた絵の前に立つと、
気持ちが素直になれる、不思議な魅力に惹かれ、
その場をなかなか離れられず、何度も何度もくりかえしみてました。

子規の直筆の俳句や歌、そして念願の絵、これらの作品に触れられて、
遠くまで(同じ神奈川県内なのに、すごく遠くに感じた)
来た甲斐がありました。

美術館が大すきな私ですが、作品を見るのはもちろん、一番の目的ですが
建物を、そして館内のレストラン兼カフェに入るのもまた楽しみの一つでもあります。
今回ももちろん素敵な建物、そしてレストランでした。

エントランスがすばらしい。
広々とした空間がいい。

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レストラン

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海を意識しての設計でしょう。
まるで船上にいながらのお食事しているかのよう。

さて昨日、東京の八重洲にあるブリジストン美術館に行ってきました。

美術館開館60周年記念 "あなたに見せたい絵があります”と、
うたっているテーマが前から気になっていました。

名の知れた画家たちの描いた作品はもちろん、
あまり知られていない作品が数々あり、
彼らはこんな作品も描いていたのかと、目から鱗状態でした。
展示のテーマ”あなたに見せたい絵がある” とはこれらの作品を言ったのだったのか。

たくさんの人に見せたいな、と心から思いました。

この美術館の創設者である、石橋正一郎さんは
都会の真ん中にあるNY美術館に感銘して、
日本にも都心の中心に作ろうとここに建設なさったそうです。

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広い空間ではないけれど、レストラン内には
壁一面に張られたフレスコ画(日本人が描いた)がまず目に付いた。
都快的雰囲気の中での
教育の行き届いたウエイトレスさんの心遣いが心地よかった。

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今都心では、たくさんの作品展が開催されている。

今年の連休は、美術館めぐりで終わりそうです。

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美術館めぐり,信州へ

先月末、信州の美術館めぐりをしてきました。

素晴しい作品の数々、また訪れた美術館の素晴しさ、
まわりの景観にマッチした建築美、
信州の雄大な光景の中の美術館を、作品共々たっぷりと堪能してきた二日間でした。

まず最初に訪れた、県立山梨美術館。

ミレーの作品 "落穂ひろい” "種を蒔く人”等、バルビゾン派の作品を多く掲げている。

教科書でしか見たことのなかったミレーの作品を目のあたりにして、
感慨深いものがありました。

美術館の外観

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館内より庭を見る

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次に向ったのは、諏訪湖畔に佇む、原田泰治美術館
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なんと素晴しい作品の数々なのでしょう。
素朴で、温かみがあって、やさしくて・・・・・・。
思わず涙が出てきそうな・・・・。
一気に彼の作品が好きになりました。
彼のことをもっともっと知りたくて、
ショップで、彼の本と画集を買ってしまいました。
心打たれた作品、まだまだ見ていたい気持ちに後ろ髪惹かれる思いで
その日の最後の美術館へ。

北澤美術館
今回、訪れる中でも楽しみにしていた美術館でもありました。

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アールヌーヴォーからアール・デコの作品、代表作の
ガレ、ラリックらのガラス工芸コレクションが展示されている
ガラス工芸美術館。

中でもガレの、"ひとよ茸ランプ"
これをみたかった!のです。

入り口を入ると、直ぐに目に飛び込んできたこの作品
妖艶な姿で出迎えてくれました。
ひきつけられる魅力に、側を離れがたくしばらく見入っていると、
学芸員のかたが、今日はお客様も少ないのでお写真撮ってもいいですよ・・・・って。
本当に?半信半疑でいる私に”どうぞ”とやさしく微笑んでくださいました。
お言葉に甘えて、

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まだまだ素敵な作品がたくさん、

その中の気に入ったもの数点、
写真では現すことできない素晴しい色に、ただただ、ため息です。

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お写真撮らせてくださりありがとうございました。

瞼に焼きついている作品を、思い浮かべるといまだに胸が高鳴ってきます。
今一度訪れたい美術館です。

余韻覚めやらず、そのままショップにはいった私、真紅のガラスのネックレスが目に付き、
思わず買っていました。
今晩のディナーに着けてみましょう。

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安曇野にあるホテル
まだ雪の残っている北アルプスが美しく見渡せる。

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ちょっと、ドレスアップして望んだディナー、
地野菜を使ったフレンチのフルコース。
ワインカラーのジャケットに、
真紅のネックレス(先ほど北沢美術館で買った)が思ったようにぴったりと合う。

翌日は、いわさきちひろ美術館からの始まりです。

北アルプスを望む広い敷地に悠然と建っている。
まわりの景観に溶け込むかのように建っている。

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ちひろさんの描いたファンタジックな水彩画絵本
子供が小さかった頃、よく読み聞かせたことを懐かしく思い出す。
そういえば、絵も何枚か持っている。

昨年の秋歩いた安曇野、大すきな安曇野を後に、次に訪れたのは
新潟の県境近い飯山市にある
高橋まゆみ人形館。Img_3765

別れというテーマの作品が展示されていました。

この地で暮らす人々の日常生活をものの見事に表現していて
作品一つ一つの表情がなんともリアルで
今にも、人形が語りかけてきそうです。
以前観た与勇輝さんの世界とはまた一味違う
より身近な生活観がただよっているまゆみさんの作品です

昔人形つくりをしていた私、興味津々で拝見しました。

コーナーにはこんな素敵な花活けが。

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美術館の外は、今年の豪雪を物語っているように
まだ山のように残っている雪、
太陽にぽたりぽたり雫が音を立てていた。

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真っ白な世界を観ながら、最後の美術館へ。

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長野県信濃美術館、東山魁夷館です。

信州をこよなく愛したという日本画家
東山魁夷の作品が常設されています。

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今回の旅の最後の締めくくりに
日本画家の大御所、東山魁夷の世界にたっぷりと漬からせてもらいました。

洋画、日本画、水彩画、版画、ガラス工芸品、そして創作人形と
峰々に雪をかぶった美しい山々とともに、たくさんの芸術に触れ、
都心の美術館ももちろん素晴しいけれど、
地方の美術館の素晴しさを実感した二日間でした。

時間を作ってまた色々な美術館をめぐってみたい、
そんな思いをあらたにした今回の美術館めぐりの旅でした。

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モーリス・ドニ展

今日も暑い日
真夏の太陽が、目にまぶしいです。

9月に入り、大分元気に回復してきた私、
腰をいたわりつつも
少しづつ行動範囲を広げ始めてきました。

昨日は新宿にある損保ジャパン東郷青児美術館で開催されている
”モーリス・ドニ” 絵画展を観に行ってきました。

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19世紀フランスの象徴派を代表する画家で 、
今回の作品展は以前開催された展覧会とは趣を異にし
生涯一環して描き続けた”家族”そして”子供”がテーマの作品100点ほど展示されていた。

ご自身の家族や知人の家族の幸せな姿、
子供に対する愛情溢れた姿を描いた作品がほとんど。
幸せな家族の姿が生き生きと伝わって来て、
ドニの家族思いを強く感じられました。

柔らかく暖かな色使い、絵のタッチも柔らかく
絵の前に立つと、心がおだやかになってきます。
日本画にも似た雰囲気があったり、ルノアールの世界にも似ていたり・・・・。

心癒される作品ばかりで、ドニの他の作品も見てみたい思いに
前回の展覧会を逃したことが悔やまれます。

最後のブースでは、
透明なほどに美しい、東郷青児の作品が数点展示。
そしてなんといっても、日本にはここしかないという
ゴッホの”ひまわり”
セザンヌの静物画”りんごとナプキン”と
ゴーギャンのアルルを描いた風景画”アリスカンの並木路”の2作品が
ひまわりを囲っている。

ひまわりの前に立つと
いつも強烈なエネルギーを感じ、感動で胸が震えます。

モーリス・ドニの癒された絵の締めくくりにこれらの作品もゆっくりと鑑賞してきました。

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