コンサート

ザ・ピアニスト

朝なのに外は夜のように真っ暗、遠雷が響き
そして,バケツの水をひっくり返すかのような土砂降りの雨、
携帯には、けたたましく災害警戒情報がなって、
なんだか騒がしい朝の目覚めでした。
また梅雨に逆戻りしたかのような関東、
北海道ではこの時期に豪雨が続いたりと
やはり、天気は異常ですね。

梅雨がまだ明けない先週の水曜日、久しぶりにコンサートへ出かけました。
半年前よりチケットGetしていたこの公演、この日を待ちわびていました。

                 ”The Pianist”

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今日の演奏会は、今をときめく三人のピアニストたちです。

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先ず、辻井伸行さん、
言わずと知れる彼、今世界で活躍をしています。
オープニングを飾り、彼自身による作詞作曲した曲の演奏をされ
曲に合わせてスクリーンに映し出される幼いころの映像、
その頃からすでに、音楽への才能は発揮され、作曲もされていたという。
その曲のあまりのピュアな美しさ、何度聞いても
胸がジーンと、また涙がこぼれてしまいました。

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そして二番手は加古 隆さん。

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彼もまた、昔からの大ファン
何枚も彼のCDを持っている。

彼はピアノの詩人とも評され、日本の映画音楽なども多数手掛けており
最新では映画、”エヴェレスト神々の山嶺“では映画ももちろん
バックに流れる曲に痛く感動しました。
今回は、結成された、加古隆カルテット
(ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラそして彼自身のピアノ)
を引き連れての演奏、
今話題になっているNHKスペシャル“映像の世紀“のテーマ曲を
主体に演奏されました。

そしてラストに引き継がれたのが、レ・フレール

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期待の若手兄弟に寄るピアノデユオ。
レフレールは、フランス語で兄弟を意味する言葉です。
その斬新成る演奏パフーマンス、四つの手による連弾
体から汗が飛び散るほどの激しい演奏は
誰しもが一体となって、会場を沸かせました。

前から彼らのことは知ってはいたものの、
始めて目の当たりにした彼らの演奏に
虜となってしまいました。

最後の舞台は、
三者三様のピアニストが、一堂にそろっての演奏会、
奏でる音色は、
時には激しく、時には優しく・・・・、
聞く者の心と身体をを包み込み、
心がどこまでもときほぐされていく思いでした。

鬱陶しい梅雨のさ中、真夏の夜の夢の如く
心の中で、今だ冷めやらないコンサートです。

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マルチ・アーティスト清塚信也

先週、台風8号の過ぎ去った翌日、暑い暑い一日、
久しぶりのコンサートに胸躍らせました。

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スーパー・マルチ・アーティスト、清塚信也
映画や舞台俳優、ラジオナビゲーター、エッセイスト、
そしてもちろん作曲家でもあり本業ピアニスト・・・。
以前からちょっと気になっていた。
彼のコンサートがあると知り、昨年の秋からチケットを手に入れていた。
これほどマルチな芸術家の演奏が聴けるのだと思うと
暑い暑いなんて言っていられません。
しかも神奈川フィルとの競演で
大好きなガーシュインとラフマニノフの世界です。
そしてコンマス(今日のコンサートマスター)が
あのトリオ”Bee”の一人、石田泰尚さんだったのです。
ますます胸躍らせて・・・・

曲目は、ジャジャジャ~ン!

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最初はオーケストラのみによる、”パリのアメリカ人”
軽快なリズムに乗って、演奏が始まりました。
そして、彼の登場、
曲、ラプソディー・イン・ブルーをイメージしたのか、
ブルーに縞の入ったジャケット、そしてピンクのワイシャツ
黒のパンツ、靴は・・・なんと、素足に黒のエナメルでした。
おシャレです~。

コンマスである石田泰尚さん、
こちらは黒のスーツそして白ワイシャツ
普通のオーケストラのユニフォーム(こんなスタイルの石田さん始めてみた!)
しかしやっぱり、足元は素足に黒のエナメルを無造作に履いていた。
これは、本来の彼のスタイル、(OKよ~、心でつぶやいていた私)

演奏は、ガーシュイン、ラプソディー・イン・ブルー
クラシックとジャズの垣根を越えたこの曲、
ジャンルにとらわれない彼にぴったりの曲目
好きな曲なので他の演奏家によるのを何度も聴いているが
なんと新鮮な響きだったことか。

さァ、次はいよいよ本格的クラシック、ラフマニノフです。
この曲も何度も演奏会へは足を運んでいる。
確か昨年、辻井伸行さんのラフマニノフを聴いている。

i衣装を新たにしての登場
白のジャケットに黒のパンツそして白い靴、もちろん素足です。
ラフマニノフを弾くのになんと斬新なスタイルでしょう。

第一楽章は波がうねりをたてておしよせてくるような、
それでいて何処までも美しくダイナミックな重厚な旋律
一気に集中させられて
第二楽章
今度は緩やかに癒しにあふれた美しく広がる大自然を目の前にしているような
そして最後第三楽章ではリズミカルなオーケストラの演奏から
独奏ピアノが勇壮に曲を閉じました。

ホールの拍手は鳴りやみません。

アンコール曲はコンマス石田さんとの
ベートーベンのトルコ行進曲編曲
トリオ“Bee”での石田さんの演奏スタイルを思い出してしまいました。

台風一過の真夏日に、
暑さも忘れて、清塚ワールドに身を焦がした昼下がりでした。

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春の日に

心地よい春の日、コンサートへでかけました。
今年初?のクラシックコンサートです。
前回出かけた2Cellosはロック?と言ったほうが適切でしょうか。

今回は、春にふさわしい大好きなモーツアルトの名曲を
東京交響楽団の演奏
そしてオペラ、アリア曲の数々を
テノール歌手錦織 健さん、
ソプラノの安井陽子さんで楽しみました。

錦織 健さんは過去二回ほど聴きに行っていますが、
彼の明朗な歌声はさることながら、
合間、合間に楽しませてくれる軽妙なトーク、
オペラ歌手を超えた天性のエンターティナーぶりも魅力的です。

最初にモーツアルトの交響曲40番
あまりにも名曲ですね
モーツアルトの交響曲は39~41あり、三大交響曲と評され
それぞれに個性のある調べなのですが、
40番は特に、”悲しみに満ちた美しさ”が際立っている、名曲です。

コンサートでの演奏では始めて聞く交響曲40番です。

オペラも数多く作っているモーツアルトですが、今回のアリアは
“フィガロの結婚”といえば、 “恋とはどんなものかしら”をまず錦織健さんから

そして“魔的”から、夜の女王の”復讐の心は地獄のように”を
素晴らしいソプラノで安井陽子さんが。
なんともすばらしい高音、心の奥底にまで響き渡る美声。

続いて、“セビリアの理髪師”交響楽団の演奏とともに
“空は微笑み”

このセビリアの理髪師は私のクラシックの原点なのです。
幼い時、家の中ではいつもこの曲が流れていて
家族中が愛していた曲でした。
幼い時のことを走馬灯のように思い浮かべながら聞き入りました。

プッチーニの”私のお父さん”
此れもあの高音 ♪~アハハハハハハハハ~♪
にこちらまで息をとめて・・・・。

そして、トリノオリンピック、フィギアスケートで、
荒川静香さんが金メダルをとって一躍有名になった曲
トウーランドットから“誰も寝てはならぬ”
朗々と錦織さんが歌う

そしてエンディングは二人でグラス片手に、椿姫より“乾杯のうた”

終わってもなお会場の拍手の嵐は鳴りやまず
アンコール曲は”タイム・トウ・セイ・グッバイ”
でサヨナラとなりました。

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2Cellos(ツー・チェロズ)

以前、テレビにくくぎ付けとなった、NTTドコモのCM
若い素敵な青年二人が、チェロを奏でているそのCMは
私の中でセンセーショナルな思いに駆られた。

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彼らは何者?
どうしても彼らのことが知りたくて、
それよりも彼らの演奏を聴いてみたかった。

昨年秋、日本ツアーのライブが渋谷のオーチャードホールであると知り、
チケットを手に入れた。

そして先週の土曜日、待ちに待ったその日がやってきた。

老若男女、(若い人のほうが多かった)に埋め尽くされた会場、
あんなに早く、しかもS席をとったのに、二階席。
彼らの表情が見たくて、オペラグラスが離せない。

ライブが始まった。
ジーンズにTシャツといかにもラフな格好で現れた二人
初めはゆったりとした曲、それはチェロの楽器にぴったりの曲
次第にそれはロック化し
照明も眩く光り出し

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次第に乗り出した二人、舞台狭しと動きだす

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汗がほとばしるかのような熱情的な演奏
あのヨーロッパの貴公子といわれる姿はどこに?

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ドラムスも加わって
あのCMで流れた曲“影武者”が演奏されるや否や
一階席はみな総立ち
会場は、嵐のよう。

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始めてみたロック?コンサート
チェロは、エレキギターとなって・・・。
あの、サンサーンスの白鳥を奏でるチェロが・・・・。
弦が切れないかと、終始よぎる思い。

若い人と、同じような楽しみ方は出来ないけれど
私なりに楽しんだひと時でした。

それでもやっぱり、じっくりと聞くクラシックがいいかな・・・・と。

きょうもまた、車で彼らのCDを聴いている私です。

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華麗なるコンチェルト・・・・ピアノ演奏

鬱陶しい梅雨の間の昨日、
素晴らしい演奏会に、胸高まる思いの一日でした。

中村紘子さんの、ショパンとラフマニノフのピアノ演奏、
半年ほど前から、チケットをGetしておいたものです。

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演目は、ショパンのピアノ協奏曲第一番、第一~第三楽章
それとラフマニノフピアノ協奏曲第二番、第一~第三楽章

まさに、華麗なるコンチェルトです。

真っ白なロングドレスに身を包み華麗な姿で登場したした紘子さんです。

ショパンの協奏曲は、彼が20歳ころに作ったといわれています。
今回は第一番でしたが二番、も言わずと知れた名曲、大好きな曲です。
今回演奏の二番のほうが先に作られたようです。
何処までも、底なしに美しい旋律、
涙が出てくるほど美しい旋律が、最初から最後まで続きます。

今私は、中国のピアニスト、らん・らん奏でるこの曲を車で毎日聞いている。
中村さんの演奏との違いを改めて、感じて見ようと思います。

そして、ラフマニノフ・・・・・これも名曲中の名曲
世界中で最も演奏されるピアノ協奏曲のひとつです。

ショパンの曲とは雰囲気は全く異り、重厚な、そして、スケールの大きさが、
何処までも美しく繰り広がる大自然を間の前にしているような・・・・。

過日4月末に、佐渡裕さん率いるBBCオーケストラと
辻井伸行さんの競演でこのラフマニノフを聴きに行っている。
何度聞いても感動は新たである。

この時に買っていたCDをすっかり忘れて、今回買ったCD、
前回と全く同じ曲のを買っていた私でした。

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そして、アンコール曲。
水が流れるような美しい”アラベスク”と、
激しさを伴う”革命”の二曲をも演奏してくださいました。

感動の拍手が、いつまでもいつまでも鳴りやまない
横浜みなと・みらいホールでした。

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寒い一日素敵な音楽とともに

真冬の逆戻りした昨日
楽しみにしていたコンサートへ行ってきました。

チケット入手がなかなか困難な、
佐渡裕さん率いるBBCフィルハーモニック管弦楽団
それにピアノ、辻井伸行さんとのコンビネーションです。

寒い日であったけれど、
コンサート会場であるNHKホールは
満席の熱気に包まれました。

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演目は

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辻井さんの生で聴くラフマニノフは初めてでした。
昨年はムソルグスキーの展覧会の絵、その前はショパンでした。
今年はラフマニノフ。

そして佐渡さん18番の、ベルリオーズの幻想交響曲、
まるでミュージカルを見ているような、ドラマティックなサウンド
変化のある曲に我を忘れて聴き入りました。

音楽に大きな感情のうねりを与える佐渡裕さんの指揮
その中で太陽の光を浴びたように、きらきらと輝くピアノ、
辻井さんと佐渡さんのコンビネーション、
まさにこれが聴きたかったのでした。

聴き終えて早速CD購入

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チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番
そして今日の演目ラフマニノフピアノ協奏曲第2番

購入した二枚入りCDには、
辻井さんと佐渡さんの、かわいらしいサイン入りの画のついた、Bagがついていました。

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素敵なコンサートでした。

寒い寒い一日でしたが、
コンサートのサウンドの余韻を体に包みこんでの
家路でした。

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やっぱりクラッシック音楽は好き!

先週19日の土曜日、赤坂のサントリーホール、日本フィルハーモニーの定期コンサート、

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そして昨日22日、フジコヘミングさんと,北東ドイツフィルを聴きに行った。

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日フィル定期演奏会のプログラム
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番とチャイコフスキー交響曲第3番です。

ピアノ演奏上原彩子さん、始めて彼女の演奏を聴いた。
ラフマニノフの曲は大そう難しいと聞いている。
それをダイナミックで、迫力のある素晴しい演奏でこなしきった上原さん。
あまりの素晴しさに感動でした。
素人の私にでも演奏の素晴しさがひしひしと伝わりました。
今まで、演奏会に行かなかったことを後悔したほどです。
ブラボー!とともに拍手はいつまでも鳴り止まなかった。

そして昨日ノフジコ・ヘミングさんは
北東ドイツフィルを引き連れてのコンサート。
演目はまずオーケストラだけの序曲から始って、いよいよフジコさんの独演です。

舞台に現われた途端にどよめきが・・・
そうです、彼女の個性溢れるファッションに、会場がざわざわと・・・・。

何回か聴きに行っているフジコさんのコンサートですが、
ピアノ演奏はもちろんのこと、楽しめるのは、一種独特のお衣装です。

今日のいでたちは
ナポレオンが着ていたかのようなジャケット、
黒字に刺繍?でしょうか、金の模様が織られ
襟はなく背中を大きく開けて、
中に着ている真っ白なレースのブラウスが
とっても華やかに見える。
いつもの帯揚げのような兵児帯のような真っ赤なベルト
そして、そしてなんと、なんと黒のホットパンツに
柄の大きく入った黒のストッキング?レギンス?スパッツ?
そして足元はショートブーツです。
今のファッション見事取り入れて
短いホットパンツに、りっぱな?おみ足が見事でしたが
なかなか素敵でした。
さすが!フジコさん!ッて心で叫んでいました。

さぁ、演奏です。
始めて聴く、フジコさんのムソルグスキーの世界です。
展覧会の絵、プロムナード1~5、その中をまた10番まで分かれている。
やさしくやさしく流れるメロディーに、ふと睡魔がおそってきて・・・・・。

アンコールは、彼女の十八番である、リストのラ・カンパネッラです。
鈴を転がすような音色を響かせて鍵盤で指が舞ってました。

休憩の後オーケストラとともに
ベートーヴェンの”皇帝"の演奏です。
長い時間の独演、そして続けての大曲演奏、フジコさんお体大丈夫かしら?
なんて、余計なことを考えたりしてしまうほどの熱演、素晴しかった。
以前聴いたよりも、円熟味がました?ような。
味で言うとまろやかになったような(土素人菜私がすみません)
そんな感じを持ちました。

鳴り止まない拍手に、またしてもアンコール曲を弾いてくださいました。
曲目は、ショパンのノクターン嬰ハ、大すきな曲です。
さらに、別れの曲をもう一曲でした。
大サービスでした。

コンサートを終え、外は冷たい雨と風、
それでも、素敵なピアノの音色に心温かく、
今宵はたっぷりと、イングリット・フジコ・ヘミングさんの世界を堪能しました。

ヤッパリ私はクラッシックが好き!
いつもいつもクラッシック音楽に包まれていたい・・・です。

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今年一年の締めくくりは”第九”で

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いよいよ今年も押し迫って、あと3日を残すばかりとなってしまいました。

先日のブログで今年の締めのコンサートと題して
西本智美さん指揮のクリスマスアダージョをアップしたばかりでしたが、
昨日、念願かなって、”第九”の世界にこの身を置いてきました。

一年を振り返るときに"第九”なくしては考えられない、
というクラシックファンの人が多いと聞く。
私もその中の一人。
毎年年末になると”第九"を聴きに行きたいと常に思っていた。
その思いが実現したのです。

180年近い歴史を持つロシアの伝統的オーケストラ
レニングラード国立歌劇管弦楽団による演奏。

それはエグモント序曲から始まり、
ベートーベンの最期の交響曲9番二短調"合唱、歓喜の歌”へと。

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総勢100名を超える”The Metropolitan Chorus of Tokyo”
による圧倒的な合唱、そして
レニングラード管弦楽団の独唱陣とのいきのあったハーモニー、
コンサートホールは、"歓喜”の渦で満たされました。

聴覚を失い、身体は病み、苦悩の日々を
送っていた、晩年の楽聖ベートーヴェン、
不幸を耐え忍んだ先にある”歓喜”を一心不乱に捜し求め、
自らの生き様を全身全霊をこめて表現、
歓喜の歌へたどり着いた。
これが交響曲第九です。

今年は色々と苦難の多かった日本、
また、私的にも痛みに苦しんだ一年でした。

年の瀬のあわただしい中
しばし第九の世界に浸ることが出来た至福のひと時に
新しい年へ向って、日本国中が、いいえ世界中が
”歓喜”に導かれんことを祈る思いです。

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今年の締めのコンサート

”寒空の 天に響けと 歓喜の歌 ”

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ちょっとオーバーな句でしょうか。
今この寒空にたくさんに咲いている新雪、
空に向ってまるで喜びの歌を歌っているような・・・・・・
つい口ずさんでしまった。

12月に入るとベートーヴェンの第九、喜びの歌があちこちで歌われる。
コンサートホールでは必ず年末に公演される題目。
一度この歓喜を演奏会で触れてみたいけれど、
時間帯が・・・・・・。

その代わりというわけではないけれど、
早めのクリスマスコンサートへ出かけてきました。

クリスマスの曲といえば、おなじみのG線上のアリア・・・・。
いいえ、今回はちょっと趣が違い
題して、クリスマス・アダージョ。

大すきな西本智実さんが指揮する、
ミュージカルナンバーからのクリスマスにちなんだ
クラシックアダージョの数々。

エリザベート、カヴァレリア・ルスティカーナ、オペラ座の怪人、ミス・サイゴン
ロミオとジュリエット・・・・・・などなどのミュージカルからの
アダージョに酔いしれるばかりでした。
その上、絶対に西本さんの指揮する表情をこの目で見たくて。

前回のフルオーケストラの演奏会には、
後ろ姿のみしか見ること出来なかった(これが普通です)。

今回は、オーケストラを後ろから見る席、
当然指揮者を真正面から見る席をとりました。
ま正面からの彼女の指揮振りは予想通りの迫力、そして華麗さ。
期待を裏切らない素晴しいものでした。
指揮の途中に時折見せる前髪を掻き揚げるしぐさにゾクっときたりして。
今日は、音楽は二の次、ま正面のマエストロにおぼれていました。

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今私は車の運転中に、
佐渡 裕さん指揮するバラード&パッションというCDを常に流して聴いている。
その中に、マスカーニの歌劇"カヴァレリア・ルスティカーナ"間奏曲が入っていて

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今回の演奏会でもこの曲が演奏された。
西本さんと佐渡さんの指揮によっておなじ曲、カヴァレリアが
どのように聴けるのか、私なりに聞き耳を立てて聴いてみた。

西本さんのカヴァレリアは、
やはり女性らしさがそこここにちりばめられて、
やわらかさの中に一層の哀愁感漂う曲となっていた。

佐渡 裕さんも私の大好き指揮者の一人です。
あの天才ピアニスト辻井伸行さんを世の中に送り込んだ・・・といっても過言ではない人です。

来年こそ、彼の率いるオーケストラの演奏会を是非聴きたいものです。

今年は、そんなに多くの音楽会にいけなかったけれど
来年は・・・・・・。
1月早々から、楽しい、楽しいコンサートが待っています。

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名曲”四季”に春を身近に。

昨日の冷たい雨は、
あれよあれよというまに雪に変わり
あれよあれよというまに降り積もり
あれよあれよというまに溶けてゆき・・・・・。
寒い寒い一日でした。

前日の日曜日、娘と一緒に、横浜まで音楽会を聴きに出かけた。
今日のコンサートは、千住真理子さんのヴァイオリン演奏。
名曲集から始まり、第2部ではN響のメンバーとのアンサンブルで
ヴィヴァルディの四季全曲演奏でした。
千住真理子さんのヴァイオリンは過去何回か聴きに行っているが
四季を聴くのは初めて、しかもN響メンバーとの共演。
このプログラムが発表になった昨秋、すぐにチケットを求めていた。

里帰りしている娘も行きたいというので、当日券を求めた。
私は一列目の中央辺りの席。
娘はP席といって、オーケストラの後方から見る席。
(一度この席に座って、有名な指揮者のコンサートをみたいと、常々思っている)
わたしとは遠くで向き合う感じで、
手を振り合って場所を確認したりした。

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一部で演奏した曲はヴァイオリン名曲中の名曲、よく知られている曲ばかり。
その中で彼女のお兄様である音楽家千住明さんが作曲された
風林火山~大河流々、
この曲はNHK大河ドラマ風林火山のテーマ曲。
ずっと楽しんで見ていたドラマ。
スケールの大きな曲です。
武田信玄、諏訪姫、山本勘助、などなどいろいろな人物を
懐かしく思い出しながら聴き入りました。

そして、ヴァイオリンには欠かせない曲”チゴイネルワイゼン”
何度聴いても素晴しいです。

二部の四季演奏
"春”
明るい春を感じさせられる合奏から、突然の春の嵐、雷鳴
また、ヴァイオリンで表現される小鳥の鳴き声がなんとも愛らしく、
春を身体一杯に音楽で受け止めました。
そして”夏”
夏の灼熱の太陽、鳥の鳴き声、降り注ぐ激しい嵐と雹、
農民たちにとって過酷な夏の表現
”秋”
実りの秋、豊作の踊りで始り、酔っ払った人たちが眠りに落ちる
”冬”
降り積もる雪、ヴァイオリンの奏でる激しい北風の吹きすさぶ表現
そして”冬のラルゴ”として有名な美しい曲。
暖炉の前のほのぼのとした平和

ヴァイオリンはこれらの情景を思い浮かべるに充分な表現で奏でていました。

マイクを持つ千住真理子さんは、
ニコニコと優しげなお顔で、物静かにお話なさる。
一端、演奏し始めると、表情は一変。
何度もヴァイオリンの弦は切れるほどの激しい演奏、
それでも平然と弾かれている。
こちらの方がひやひやとしてしまうほど。

ストラディヴァリウス”デュランティ”を携えての千住真理子さんの演奏会、
直ぐ目の前で、名器とともにしっかりと見させていただきました。

たくさんの春を感じたコンサート、
この後は中華街でのお食事タイムを楽しんだ母娘でした。

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